第23回社会システム部会研究会

開催概要

  • 日時:2020年8月24日(月)
  • 場所:オンライン開催(Zoom)
  • 参加費:2000円(Peatix経由)
  • 主催: 公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門
  • 企画: 公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門 社会システム部会
  • 協賛:
    • PAAA(Pan-Asian Association for Agent-based Approach in Social Systems Sciences)
    • 早稲田大学社会シミュレーション研究所
    • 横浜国立大学ビジネスシミュレーション研究拠点
    • 芝浦工業大学社会システム科学研究センター

本研究会は,社会制度,企業や組織が提供するサービスなどの広義の社会システムのデザイン(設計)と分析に関連する諸研究を取り扱う.分析手法としては,モデリング,シミュレーション,フィールドワーク,教育実践,ツール開発などが該当する.調査の具体的な対象としては,産業構造,組織構造,法制度,経済循環,金融システム,交通インフラ,公衆衛生・疫学,コミュニティデザインなどである.これらの学際領域を広義の人工物に対する科学的アプローチとして把握し,リサーチプログラムの提示と研究の促進を目的とする.

第23回社会システム部会研究会は、社会システム部会研究会で主に活動される教員の研究室に所属する学生間で、研究内容の意見公開、技術の共有を目的としております。そのため、個人の一般申し込みは受け付けておりませんのでご了承ください。研究室や企業などで参加ご希望の組織の方は、必ず代表者の方が実行委員会へお問い合わせください。

重要日程

  • 2020年8月17日(月):研究発表申し込み締切
  • 2020年8月20日(木):研究発表カメラレディ締切(PDFにて)
  • 2020年8月24日(月):研究会当日
  • 第23回における発表資料の事前提出はありません
  • 締め切りの延長はしませんのでご注意ください

発表・参加 申し込み

  • 研究発表申し込みはEasyChair経由で受け付けております。こちらをクリックしてください。
    • EasyChairより「発表者情報」「タイトル」「概要」(日本語300字程度 もしくは英語150 words程度)「講演形式」「キーワード(3つ以上)」「関連するトピック」を入力して,原稿を添付の上,申し込みしてください締切:2019年8月5日(月)).EasyChair上では、日本人の方は発表者情報の「first name(名)」「last name(姓)」「organization(所属)」は日本語で入力をお願いします.
  • 論文原稿:以下から、利用したい原稿フォーマットをダウンロードしてください。A4版でご作成ください(PDFで提出)。なお、原稿は、研究発表の場合は2ページ、構想発表の場合は1ページで作成してください。また、PDFファイルは2MB以内で作成する必要があります。
    • Word形式
    • Tex形式(EUC)
    • Tex形式(SJIS)
    • テンプレート上は図表およびそのタイトルは英語ですが、日本語で構いません。
    • ※講演論文の著作権は公益社団法人 計測自動制御学会に帰属します。また、研究会終了後には部会ウェブサイト上で講演論文を公開します。ご了承のほどよろしくお願いします。同意できない方の講演申込は、ご遠慮いただいております。既発表の研究成果の紹介におかれましては、著作権の取り扱いにご注意いただきますようお願いいたします。
  • 参加申し込みはPeatixで受け付けております。準備が出来次第アナウンスします。

スケジュール概要

24日は、10時開始・18時終了予定。なお、参加学生さんは相互評価をしてもらいますので、終日予定は空けておいていください。

新型コロナウイルス(COVID-19)における都市封鎖の効果推定

本報告では,新型コロナウイルスの感染プロセスをエージェントベースモデルに実装し,複数の都市封鎖策シナリオを策定してそれらの効果の比較を行った.実験では12種類の都市封鎖シナリオ比較実験行い,その実験結果から,封鎖策の強弱と開始時期によって,感染拡大の抑制効果が大きく異なり,感染拡大が予想される場合に,できるだけ早期に強力な都市封鎖策を実施することが,結果的に短期間の封鎖で感染拡大を抑制できることを示した.
https://cloud.socsys.org/index.php/s/KRQDAJWM2Ha6ZCp

筑波大学 倉橋節也
SocsysRep2020-006

Statistical & Multi-objective Social Control of Infection Process of COVID-19

We have made the micro model of the infection process of COVID-19 and its protection policies. We have distinguished 6 protection policies as filters of the protection process.As a result of the simulation of the model, we have shown that there exists the bifurcation point of FDI which is the border of the infection explosion. Where FDI is the index of the combination of protection policies. We propose new policies to control FDI under the bifurcation point depending on the simulation result.
https://cloud.socsys.org/index.php/s/T6JBC2Amr2Wnwtw

Hiroshi Deguchi, Tokyo Institute of Technology
SocsysRe2020-005

COVID-19感染プロセスに対する社会的コントロールシステムの構築

感染プロセスと対策のミクロモデルを構築し6つの対策フィルターを区分、シミュレーションの結果対策の組み合わせ指標(FDI)に感染爆発の境目となる分岐点の存在を示した。それに基づき新たな対策案を提案する。
https://cloud.socsys.org/index.php/s/DQreZNpXDpoJJNE

東京工業大学 出口弘
SocsysRep-005

新型コロナウイルス (COVID-19)におけるウイルス検査率と検査待機日数の影響推定

本報告では,新型コロナウイルスの感染プロセスをエージェントベースモデルに実装し,PCR検査法に代表されるウイルス検査の検査率と検査待機日数の影響についての比較検討を行った.20種類の検査率比較実験と36種類の検査待機日数比較実験を行った結果から,軽症者の受診率の増加とウイルス検査率の増加および検査待機時間の短縮は,軽度入院者数の増加につながる一方,感染拡大を防ぎ重篤患者数を減少させる効果があることが推定された.
https://cloud.socsys.org/index.php/s/HmfrG7Pbyef6jks

筑波大学 倉橋節也
SocsysRep2020-003

新型コロナウイルス (COVID-19)における感染予防策およびイベント開催による影響の推定

本報告では,新型コロナウイルスの感染プロセスをエージェントベースモデルに実装し,一般の市民や企業,学校などにおいて対策が可能な予防策の有効性についての比較検討を行った.モデルでは,1120人の仮想的な住民エージェントが通勤通学および店舗等への訪問を行い,新型コロナウイルスの感染リスクに晒されている状態を模擬した.実験の結果からは,個々の感染予防策(時差通勤,テレワーク,学級閉鎖,接触率低減,発熱後自宅待機)を単独あるいは部分的に複合して実施しても,大きな効果は得ることができないことが判明した.
https://cloud.socsys.org/index.php/s/ERWQ5rYtBimgoBj

筑波大学 倉橋節也
SocsysRep2020-002

第20回社会システム部会研究会 発表申込

開催概要プログラム参加申込発表申込

必ずお読みください

本研究会では,一定期間が経過ののち,発表資料は公開しております.また,論文を作成する際は,指定されているテンプレートを使用するようにしてください.
第20回社会システム部会研究会発表申し込み先

講演申込のながれ

  1. 論文管理システム(EasyChair)より「発表者情報」「タイトル」「概要」(日本語300字程度 もしくは英語150 words程度)「講演形式」「キーワード(3つ以上)」「関連するトピック」を入力して,原稿を添付の上,申し込みしてください締切:2019年8月5日(月)).EasyChair上では、日本人の方は発表者情報の「first name(名)」「last name(姓)」「organization(所属)」は日本語で入力をお願いします.
    ご参考:EasyChair利用のしかた
  2. 締切日(2019年8月15日(木))までにカメラレディ原稿を論文管理システム(EasyChair)を通じて提出してください.
  3. 研究会当日(2019年8月18日(日)〜19日(月))に発表

講演原稿の作成

  • 論文原稿:以下から、利用したい原稿フォーマットをダウンロードしてください。A4版でご作成ください(PDFで提出)。なお、原稿は、研究発表の場合は2ページ、構想発表の場合は1ページで作成してください。また、PDFファイルは2MB以内で作成する必要があります。
  • テンプレート上は図表およびそのタイトルは英語ですが、日本語で構いません。
  • ※講演論文の著作権は公益社団法人 計測自動制御学会に帰属します。また、研究会終了後には部会ウェブサイト上で講演論文を公開します。ご了承のほどよろしくお願いします。同意できない方の講演申込は、ご遠慮いただいております。既発表の研究成果の紹介におかれましては、著作権の取り扱いにご注意いただきますようお願いいたします。

第20回社会システム部会研究会 開催概要

開催概要プログラム参加申込発表申込

開催概要

  • 日時: 2019年8月18日(日)〜19日(月)
  • 場所: マホロバマインズ三浦
  • 参加費: 2000円(当日支払い)
  • 主催: 公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門
  • 企画: 公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門 社会システム部会
  • 協賛:
    • PAAA(Pan-Asian Association for Agent-based Approach in Social Systems Sciences)
    • 早稲田大学社会シミュレーション研究所
    • 横浜国立大学ビジネスシミュレーション研究拠点
  • 注意点
    • 第20回社会システム部会研究会は、社会システム部会研究会で主に活動される教員の研究室に所属する学生間で、研究内容の意見公開、技術の共有を目的としております。そのため、一般申し込みは受け付けておりませんのでご了承ください。

重要日程

  • 2019年8月5日(月): 研究発表申込締切
  • 2019年8月15日(木):研究発表カメラレディ締切
  • 2019年8月17日(土):研究発表資料締切(PowerPointもしくはPDFのみ)
  • 2019年8月18日(日)〜19日(月):研究会当日

本研究会は,社会制度,企業や組織が提供するサービスなどの広義の社会システムのデザイン(設計)と分析に関連する諸研究を取り扱う.分析手法としては,モデリング,シミュレーション,フィールドワーク,教育実践,ツール開発などが該当する.調査の具体的な対象としては,産業構造,組織構造,法制度,経済循環,金融システム,交通インフラ,公衆衛生・疫学,コミュニティデザインなどである.これらの学際領域を広義の人工物に対する科学的アプローチとして把握し,リサーチプログラムの提示と研究の促進を目的とする.

トピック: A.社会システムデザインの理論・方法論

  • 社会システム理論
  • 研究の方法論
  • 妥当性の検証方法
  • 実践手法

B.社会システムデザインの技術・ツール

  • シミュレーション・ソフトウェア
  • アルゴリズム
  • データハンドリング手法
  • ゲーミングシミュレーション

C.応用分野

  • 経済,産業構造の分析
  • 政策的意思決定
  • 社会的なコンフリクトの解消
  • 消費者行動と市場のダイナミクス
  • ネットワーク分析
  • 環境問題,資源問題
  • フィールドワーク
  • 震災対応

宿泊の手配

マホロバマインズの宿泊施設を予約してあります。1泊3食付き10950円です(相部屋、予定)。シングルご希望の場合は、個別に調整いたします。

スケジュール

1日目は12:00 – 18:00、2日目は9:00 – 15:00。

研究会問い合わせ先

研究会事務局: symposium [at] socsys.org
実行委員長: 市川 学(芝浦工業大学)
実行委員:

  • 後藤 裕介(岩手県立大学)
  • 原田 拓弥(関西大学)
  • 山田 隆志(山口大学)
  • 山田 広明(富士通研究所)
  • 山根 昇平(富士通研究所)

学会事務局

計測自動制御学会 事務局 部門担当
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-11-9 金子ビル4階
TEL: 03-3292-0314, FAX: 03-3292-3145, E-mail: bumon [at] sice.or.jp