第24回社会システム部会研究会開催概要

開催概要プログラム参加申込発表申込

重要なお知らせ

  • 2021年3月4日掲載:プログラムを公開しました.
  • 2021年1月24日掲載:発表申込の論文管理システムをオープンました(ご投稿が可能です).
  • 2021年1月14日掲載:発表申込,参加申込,プログラム骨組の情報を掲載しました.
  • 2021年1月12日掲載:特別講演の情報を掲載しました.
  • 2021年1月8日掲載:講演形式・論文募集要項の予告を掲載しました.
  • 2020年12月21日掲載:重要日程を決定しました.
  • 2020年12月15日掲載:新型コロナウイルス感染拡大により,本研究会はオンライン(Zoom)での開催となります.

重要日程

1日目午後の企画セッション,2日目午後の特別講演は社会・経済システム学会との合同研究会として開催いたします.

  • 2021年1月31日(日): 研究発表申込・論文投稿締切(延長は絶対にしません
  • 2021年2月12日(金): 研究発表採択通知
  • 2021年2月24日(水): 研究発表カメラレディ締切
  • 2021年2月24日(水): ショート発表申込・論文投稿締切
  • 2021年3月6日(土)〜7日(日): 研究会当日

プログラム骨組の予告(予定であり変更の可能性があります)

2021年3月6日(土)9:00 – 19:00

  • 午前:ミドル発表
  • 午後(1):ロング発表
  • 午後(2):企画セッション

2021年3月7日(日)9:00 – 18:00

  • 午前:ショート発表
  • 昼休み:部会運営委員会(運営委員のみ参加)
  • 午後:特別講演

講演形式・論文募集要項の予告(詳細は発表申込をご確認ください)

  • 研究成果の発表:
    • 1月31日(日)までに4ページから8ページの講演原稿の提出が必要です.
    • 奇数ページ,偶数ページの指定はございません.
    • 査読の結果でロング発表・ミドル発表・ショート発表(いずれも口頭発表)を割り当てます.
  • ショート発表(従来の研究会のポスター発表に該当):
    • 研究成果や 萌芽段階のアイディアの発表,既発表の研究成果の紹介.
    • 2021年2月24日(水)までに1ページの原稿の提出が必要です.
    • 当初よりショート発表のみ希望される場合には,2月1日以降に講演原稿を提出してください.
  • 注意:
    • これまでの社会システム部会研究会で実施していたポスター発表はショート発表(口頭発表)へ変更になりました.
    • また,これまで実施していたショート発表はミドル発表へ名称を変更いたしました.
    • ミドル発表の実施内容はこれまでの社会システム部会研究会のショート発表同様,口頭発表になります.

企画セッション

  • 日時:2021年3月6日(土) 16:40 – 18:30
  • タイトル:JST未来社会創造事業 探索研究「社会政策立案に向けたマルチ
    スケールABSS手法」における取組みと今後の展開
  • アブストラクト:本研究プロジェクトでは,超スマート社会実現を視野に,ミクロな個人行動からマクロな社会政策までを対象として,科学的根拠に基づいた評価を可能とするマルチスケールエージェントベース社会シミュレーション(ABSS)手法の開発に取り組んでおり,社会政策立案への応用のための概念検証を目指して研究開発を開始しました.今後2年間の探索研究として,喫緊の社会的課題である新型コロナウイルス感染症問題に焦点を当て,感染拡大防止モデルと経済活動モデルをマルチスケールで統合したABSSによるバランスのとれた政策立案の実現と検証を行っています.本セッションでは,プロジェクトの概要をご紹介するとともに,今後の概念検証に向け,参加者の皆様と情報交換を行わせていただきたいと考えています.
  • 登壇者:貝原 俊也(神戸大学),村田 忠彦(関西大学),高橋 真吾(早稲田大学),市川 学(芝浦工業大学),後藤 裕介(岩手県立大学),倉橋 節也(筑波大学) [登壇順]
  • 司会:寺野 隆雄(千葉商科大学),進行補助:喜多 一(京都大学)

特別講演

今年度末で東京工業大学をご退官される出口弘先生による特別講演を企画しています.奮ってご参加ください.

  • 日時:2021年3月7日(日) 13:00 – 17:00
  • 講演者:出口 弘先生(東京工業大学)
  • タイトル:主体を含む「複雑系の認識原理と自己組織化」を求めて – 探求の旅路で見出したもの -
  • アブストラクト:主体を含む複雑なシステムを問う私的な探求の旅路はすでに半世紀近くになる。その旅路の中で問いかけてきた数多くの事柄が、今のささやかな到達地点から見てどのように見えるのか、なぜそう見ることが必要なのかをこの講演では示して見たい。それにより「システムズモデリングとプラクティス」というモデルによる現実世界の認識と同時に何らかの企図に基づいた現実世界への介入という二つの側面を持つ、システム科学という知のあり様を示したい。その中で「未だあらざる現実を構想し実現するための知」が、普遍的な法則を措定しその真偽を問うという規範的な「科学」観を超えて、人間社会にとっていかに重要な知的営為であるかを示したい。またこの講演では一人の研究者としての探求の旅路の中でのエピソード的な体験も含め、次世代の研究者の方々にとって、知識とは別の意味で有益な何かを伝えられればと思っている。

開催概要

日時: 2021年3月6日(土)〜7日(日)
方法: オンライン開催(Zoom)
参加費: 参加申込のページ をご確認ください(現在作成中です)
主催: 公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門
企画: 公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門 社会システム部会, 社会・経済システム学会(企画セッション,特別講演)
協賛:

  • PAAA(Pan-Asian Association for Agent-based Approach in Social Systems Sciences)
  • 早稲田大学社会シミュレーション研究所
  • 横浜国立大学ビジネスシミュレーション研究拠点
  • 芝浦工業大学 社会システム科学研究センター

本研究会は,社会制度,企業や組織が提供するサービスなどの広義の社会システムのデザイン(設計)と分析に関連する諸研究を取り扱う.分析手法としては,モデリング,シミュレーション,フィールドワーク,教育実践,ツール開発などが該当する.調査の具体的な対象としては,産業構造,組織構造,法制度,経済循環,金融システム,交通インフラ,公衆衛生・疫学,コミュニティデザインなどである.これらの学際領域を広義の人工物に対する科学的アプローチとして把握し,リサーチプログラムの提示と研究の促進を目的とする.

トピック:
A.社会システムデザインの理論・方法論
  • 社会システム理論
  • 研究の方法論
  • 妥当性の検証方法
  • 実践手法
B.社会システムデザインの技術・ツール
  • シミュレーション・ソフトウェア
  • アルゴリズム
  • データハンドリング手法
  • ゲーミングシミュレーション
C.応用分野
  • 経済,産業構造の分析
  • 政策的意思決定
  • 社会的なコンフリクトの解消
  • 消費者行動と市場のダイナミクス
  • ネットワーク分析
  • 環境問題,資源問題
  • フィールドワーク
  • 震災対応

研究会問い合わせ先

研究会事務局: symposium [at] socsys.org
実行委員長: 原田 拓弥(青山学院大学)
実行委員:
  • 市川 学(芝浦工業大学)
  • 後藤 裕介(岩手県立大学)
  • 山田 隆志(山口大学)
  • 山田 広明(富士通研究所)
  • 山根 昇平(富士通研究所)

学会事務局

計測自動制御学会 事務局 部門担当
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-11-9 金子ビル4階
TEL: 03-3292-0314, FAX: 03-3292-3145, E-mail: bumon [at] sice.or.jp