計測自動制御学会 システム・情報部門 社会システム部会 主催、第29回社会システム部会研究会を以下の要領で開催いたします。ご興味あるかたは、ぜひご参加を検討していただければ幸いです。
今回はエージェントベースシミュレータSOARSを使った社会シミュレーションを3日間で学ぶ研究会です。
SOARSは、ワークステーションレベルの環境では不可能であった日本全国の実人口(1億人オーダー)を再現したリアルスケールシミュレーションを可能にする画期的なツールキットとして大きな期待が寄せられています。本研究会では、社会シミュレーションの研究についてある程度知識をお持ちの方で,プログラミング経験がありオブジェクト指向やJava言語の基本的内容を理解されているかたを対象としたSOARSの本格的学習を目標とします。開発者陣が中心となって、SOARSのHowTo、モデリングからシミュレーションの実装・分析についてハンズオン形式で解説いたします。グループワークとして演習にも取組むことで、実際に使えるようになることが期待されます。
第29回社会システム部会研究会
- 主催:公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門
- 企画:公益社団法人計測自動制御学会 システム・情報部門 社会システム部会
開催情報
- テーマ:SOARSを使った社会シミュレーション講座
- 日時:2022年8月2日(火)〜8月4日(木)
- 場所:オンライン開催(oVice + Teams)
- 参加URLはPeatixへログイン後、「マイチケット」から「第29回社会システム部会研究会」チケットの緑の「イベントに参加」ボタンをクリックし,ご確認ください。
- 対象:SOARSを使った社会シミュレーションに関心のある方。プログラミング経験がありオブジェクト指向やJava言語の基本的内容を理解されているかた。社会シミュレーションの研究についてある程度知識をお持ちの方(論文を読んだことがある方)。
- 参加申込ページ:
https://socsys029.peatix.com/
- 参加費:5,000円
- 参加申込締切:8月1日(月)17:00
- 定員:30名
- 参加にあたり各自PCをご準備ください。演習もございますので、マイク/カメラが利用可能な環境でご参加ください。
- なお,特に企業のご参加者のかたは,研究会の部分的な参加も可能です(演習は不参加など)ので,奮ってご参加ください.
プログラム
- 事前学習:参加者の方へ事前にPeatixから内容をご連絡いたします。必要に応じて事前学習をした上でご参加ください。
- 開始時刻・終了時刻は予定です(変更の可能性があります)
- 1日目 8月2日(火)
- 09:00 – 10:40 導入.
- 10:50 – 12:30 サンプルプログラムの解説
- 13:20 – 15:00 サンプルプログラムの学習
- 15:10 – 16:50 SOARSモデリング
- 17:00 – 18:40 東京工業大学 小野功先生によるCOVID-19モデルの解説(前半)
- 2日目 8月3日(水)9:00 – 18:40
- 09:00 – 10:40 千葉商科大学 出口弘先生による講演
- 10:50 – 12:30 東京工業大学 小野功先生によるCOVID-19モデルの解説(後半)
- 13:20 – 15:00 芝浦工業大学 原田拓弥先生による合成人口個票データに関するご講演, 芝浦工業大学 市川学先生によるDigital Twin Japanに関するご講演
- 15:10 – 16:50 (これ以降はグループに分かれての演習です)演習とDR(1)
- 17:00 – 18:40 演習のつづき
- 3日目 8月4日(木)9:00 – 16:50
- 09:00 – 10:40 演習とDR(2)
- 10:50 – 12:30 演習.
- 13:20 – 15:00 演習と発表準備.
- 15:10 – 16:50 発表会・講評.
研究会問い合わせ先
- 研究会事務局 symposium[at]socsys.org
- 実行委員:
- 市川 学(芝浦工業大学)
- 後藤 裕介(芝浦工業大学)
- 原田 拓弥(芝浦工業大学)
- 小野 功(東京工業大学)
- 出口 弘(千葉商科大学)